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「猫またぎにして!」
評価:
新井 素子
廣済堂出版
---
(2004-08)

きのう、新井素子さんの『お元気ですか』(廣済堂出版)というエッセイ集を読んでいました。その中に新井さんの飼い猫に関するエッセイが何篇かおさめられており、あたしは「猫またぎ」ということばに出くわしました。

前後の文脈から察するに、あんまりお好みでなくなったごはんをお猫さまがするっとまたいでどっか行っちゃう、的な動作のこと、謂わば興味や関心を失った対象への圧倒的スルースキルの発動をさしているようです。

お猫さまと暮らした経験のないあたしはこれが一般的なことばなのかどうかわからず、もしかしたら猫飼っているひとたちのあいだでのみ通じる慣用表現的なものなんでないの? と思って、現在進行形でお猫さまと暮らしているお友だちに問いあわせメール致しました。これって猫飼ってるひとはふつうにつかうの?って。

結果、まあ、猫飼っている人間がふつうにつかうどころかちょう一般的なことばだと思ってたんだけど、という返信がかえってきたのです。

マジでえ!?

彼女曰く、お猫さまはたしかに「オマエ何様だ!」てくらい興味のないものにはスルー……どころかさげすみの一瞥をくれてわざと横すれすれを通り過ぎるくらいのことはするらしいのですが、人間さまが焼き魚をキレイに食べたときも「猫またぎ」って言うらしいのです。猫がスルーしちゃうくらい身が残ってない、て意味らしい。彼女のメールニュアンスからするとちょっと意地汚いくらいとことん食べちゃってる、という感じなのかなあ? ちいさなころ、お母さまに「猫またぎにして!」なんて言われていたそうなのです。

あたしは前述の通りお猫さまと暮らしたことがありません。その上、魚介類はどちらかというと苦手な方なので、焼き魚を「猫またぎ」になるほど食べ尽くすようなこともありませんでした。だからたまたま「猫またぎ」ということばと接することなく、知ることなく、ここまで来たのかなあ……まあ、言われてみればなんかどっかで聞いたことがあるような気もしてきたし、意識していなかっただけで意外と一般的なことばだったのかもしれない――と一瞬思いかけました。

違うのよ。お友だちの言っている「猫またぎ」ってなんか……新井さんのニュアンスとは違うのよ。

新明解さんをひらきました。一般的な語だとわかっているのなら、辞書をひいてみて損はないはずだと思いまして。

そしたらさ!

新明解さん曰く、「猫またぎ」とは、
 
――〔魚の好きな猫でさえまたいで通る意〕俗に、まずい塩味の魚。
 
お猫さまが食べようって気を起こせないくらい食べ残しがなくおいしくキレイにいただけちゃうお魚は「猫またぎ」ではないのですよ……まずすぎてスルーされる塩味の魚が「猫またぎ」。たぶん塩がきつすぎてお猫さま的に食べるに値しない魚のことなんだと思われます。よって彼女のおうちでつかわれていた「猫またぎ」ということばは辞書とは微妙に、違う。

かといって彼女のおうちでつかわけている「猫またぎ」が方言、というほどアクのある表現ではないと思うのです。彼女のご自宅もご実家もうちんちも一応、首都圏って呼べる範囲。標準語が日常言語です。それは首都圏だってこまかく見ていけば20〜30キロ単位くらいで微妙に表現やアクセントの違う語彙とかもあるんですけど、そんな気にするほどの差異はないはず、なんですよ、ねえ……。

うーん。辞書に載っていなかっただけで「猫またぎにして!」の「猫またぎ」もアリ、なのでしょうか?

こんど猫関係の御本を拝読するときや猫を飼ってらっしゃる方、そして、お魚大好きな方とお話しするときにちょこっと聞いてみようかな、と思っております。

ついでに〜。

最近、Vignetteというスマホのトイカメアプリに凝っていて、私物や出先の風景などをちょいちょい撮っています。いくつかトイカメのモードというかエフェクトのかかり方を選択できるのですが、意識的にチョイスするのではなく、わざとランダムに選択されるように設定して、博打打ち的にたのしんでいます(て、この方に言ったら、シノハラさんらしいよね……と若干あきれ気味に! なんで!?)。Vignetteを通すとこんなふうに、撮れます。



ノートPCとそっちでつかっているヘッドセット。



デスクトップPCの手前右におわしますブラロさんフィギュア。



こないだ行った森美さんのイ・ブル展の入り口のところにあった看板(イ・ブルさんものすごく好みで会期中にもう一度くらい行きたいです)。



そのときに六本木ヒルズの展望台? から拝見した東京タワー方面。

……な? ちょっとカッコよかろ?

| 小説・評論・エッセイ | 10:13 | - | - | pookmark |